段階増量

だんかいぞうりょう
GLP-1・ダイエット

薬剤の用量を低用量から始めて段階的に増やすプロトコルで、副作用の軽減を目的としています。

段階増量(タイトレーション)とは、薬剤投与を低用量から開始し、一定期間ごとに用量を段階的に増加させる投与方法です。GLP-1受容体作動薬では副作用(特に悪心・嘔吐などの消化器症状)の軽減と耐性形成を目的として採用されています。

ウゴービ(セマグルチド)の場合、0.25mg(4週)→0.5mg(4週)→1.0mg(4週)→1.7mg(4週)→2.4mg(維持量)と段階的に増量します。マンジャロ(チルゼパチド)は2.5mgから開始し4週ごとに5mgずつ増量していくことが推奨されています。

消化器系副作用が強い場合は、増量を一時的に延期・中断することも選択肢の一つとされています。自己判断での急激な増量は副作用リスクを高める可能性があるため、処方医の指示に従うことが重要です。