吐き気(悪心・嘔気)はGLP-1受容体作動薬の最も頻度の高い副作用の一つとして報告されています。胃内容排出の遅延と中枢性の嘔吐中枢への作用が主な原因とされています。
臨床試験では、患者の20〜40%程度に悪心が報告されていますが、多くの場合は投与開始後数週間以内に改善するとされています。段階増量プロトコルにより、副作用の発現・重症度を軽減できる場合があるとされています。
吐き気を軽減するための対策として、少量・低脂肪の食事・ゆっくり食べること・増量時期の調整などが有効とされる場合があります。症状が強い場合や持続する場合は処方医への相談が推奨されています。重篤な嘔吐・腹痛が続く場合は膵炎の可能性も考慮する必要があるとされています。