経口薬(内服薬)とは、口から飲み込んで消化管から吸収させる剤形の医薬品です。錠剤・カプセル・散剤・液剤などがあります。注射製剤と比較して患者の利便性が高く、医療機関外での自己投与が容易です。
GLP-1受容体作動薬の多くは注射製剤ですが、リベルサス(セマグルチド経口製剤)は世界初の経口GLP-1受容体作動薬として承認されています。注射を避けたい患者や自己注射に抵抗がある患者への選択肢として注目されています。
リベルサスはセマグルチドのペプチド構造を保護するための特殊な吸収促進技術(SNAC:サリシルカプロアミド)を使用しており、消化酵素による分解を防いでいます。注射製剤と比べた際の有効性・体重減少効果については、医師との相談のうえで選択が推奨されています。